転職しない転職活動2:転職エージェント編

おはこんばんちは。りってるです。

前回は、最近転職する人は増えてきているが、それでもまだ超難関資格の合格率並み(7.0%)ということ、転職情報を仕入れるのに転職サイトを使うこと、転職サイトのメリデメ、についてお話しました。

今回は、転職サイトで情報収集した結果、そろそろ本格的に動きたいな、と思ったときに使うことが推奨される転職エージェントについてお話したいと思います。

転職エージェントは、登録するとエージェントがついてくれて、面談で希望条件や方向性などを相談でき、自分に合った求人を紹介してくれるサービスです。転職エージェントも転職サイト同様にいろいろな企業がサービス(リクルートエージェント、JAC、キャリアカーバーなど)を提供しています。

ただ、転職サイトとの違いの1つとして、特化型も存在します。例えば、医療、IT、知財、会計など、特定の業界に特化したエージェントサービスがあります。転職サイトでも医療専門といったものはありますが、例えば知財専門などは見たことがありません(ごく小規模で求人掲示板のようなものはありますが)。このようなニッチな業界にも精通したサービスが受けられるのもエージェントの特徴です。

転職エージェントの利点
(1)詳細で的確な求人情報
(2)自分のレベルが分かる

目次

詳細で的確な求人情報

よくある流れとして、エージェントと面談しその後にいくつかの求人を紹介されることになりますが、その際に提示される求人情報は転職サイトの求人よりも詳細かつ具体的なものであることが多いです。

例えば、仕事内容、募集理由、求めるスキル、勤務形態、年収、などがより詳しく記載されています。(もちろん求人ごとに粒度や有無は異なりますが)

また、非公開求人なんかも紹介してくれます。非公開なだけあってその企業の動向がうかがい知れるものだったりします。

そして、何より、面談で自分の条件や志向を把握しているので、自分に合った求人を紹介してくれます。

自分のレベルが分かる

ただ、エージェントもお仕事ですので、受かりそうな求人しか紹介してくれません。スキルや経験がマッチしていない(到達していない)求人は提示されません。

なので、どんな内容の求人が提示されたか、で自分の今のレベルを知ることができます。思っていたよりも待遇の良い求人が提示された場合は、自分を過小評価していたのかもしれませんし、その逆の場合は過大評価だったのかもしれません。

エージェントは成果主義ですので、求人を紹介し面接をパスさせて内定を得るところまでいかないと報酬がもらえないことがほとんどです。なので、転職が成功しなさそうな求人は紹介しません。

そういう意味で客観的に自分のレベルが分かります。もしかすると残念な結果を突きつけられることになるかもしれませんが、前向きにとらえることで次に向けて正しいアクションを取ることができます。

転職エージェントの欠点
(1)のんびり活動しづらい
(2)ごり押し営業

のんびり活動しづらい

先ほども述べたように、エージェントは成果主義なので、フォローがしっかりしています。

例えば、エージェントからスケジュールやタスクを提案されることもあります。まあ転職という人生の一大イベント(少し大袈裟ですが)なのだから、計画を立てて進めていくのは当然といえば当然です。

しかし、ちょくちょくフォローされるとプレッシャーにもなりますし、焦ってしまったりもしますよね。なので、そういった意味では転職サイトでの活動ほどのんびり活動はしづらいです。

なお、そういった事情も考慮してくれるエージェントもいらっしゃいますので、面談時にお話しておくことをおススメします。

ごり押し営業

最近の転職エージェントの方は真摯な方が多いので少ないかと思いますが、やはり内定が決まってなんぼ、の世界ではありますので、悪いエージェントに当たった場合はゴリゴリ押されることもあるそうです。

私自身はこれまで3回転職していますが、いずれも良いエージェントに当たったので自分のペースで活動できました。ただ、まれにこういう方がいらっしゃるので要注意です。

対策としては、月並みですが、面談時などで見極めてNGそうだなと思ったら連絡をあまり取らないようにすることですかね。

あとは、特定のエージェントサービスであれば、エージェントがランク付けされているので、それを参考にするのも一手かもしれません。例えば、ビズリーチなどではエージェントを自社で抱えておらず、エージェントと利用者とをマッチングするサービスなので、利用者がエージェントを判断する材料としてランク付けをしたり専門分野・実績などの情報を公開したりしています。

まとめ

今回は転職エージェントの利点・欠点について主にお話しました。こちらは転職サイトと違って人によるサービスになりますので、転職しないで情報収集するには、ややコミュニケーションが必要になります。

エージェントもお仕事なので、予めまだ転職するかどうか迷っている等を素直に伝えておくと、心象を悪くするリスクを下げられると思います。心象が悪くなると良い求人を紹介してもらえませんからね。真摯なエージェントはOK出してくれると思います。

一旦、転職せずに転職情報を得るノウハウについては締めようと思いますが、また追加情報などがあった場合にはお話しようと思います。

ではでは。

2020年10月4日転職・独立転職エージェント,転職活動

Posted by りってる