英語力は転職に必要か?

おはこんばんちは。りってるです。

今日は、転職において英語力は必要か?についてお話したいと思います。

結論から言いますと、「ほぼ必須。でもレベルは転職先による」です。

(1)転職における英語の扱い
(2)転職するならほぼ必須
(3)求められるレベル
(4)身に着けるには

目次

転職における英語の扱い

私が初めて転職活動し始めた10年前ぐらいには、求人の募集要項に要求される英語力が具体的に記載されるようになっていました。

例えば、TOEICスコア700以上とか、英検準1級以上など。

ただし、当時はまだ記載のない求人や曖昧な記載の求人も多かったです。

例えば、読み書きができる程度、日常会話レベル、など。

しかし、現在はほぼ記載が必須となっています。基本的に記載欄が設けられており、そこに記載がない企業はほとんどないという状況です。

経済のグローバル化に伴い、英語力の要求はすっかり定着化したようです。

転職するならほぼ必須

もし転職を目指すのであれば、英語はほぼ必須級です。

英語力をアピールするかしないかで転職成功率が変わるというデータもあります。

下記は、TOEICテストを受験したか否かによって転職成功率が変わったか、を調査した結果です。

出典:doda “英語は転職に有利!?グローバル採用の実態調査2014“より抜粋

このデータは2014年のデータなので今となっては少々古いのですが、現時点ではさらにこの傾向は顕著になっているはずです。

また、TOEICスコアを足切りにしている企業もありますので、ある程度英語力がないと面接にすら呼ばれないかもしれません。

このような企業では、一定の英語力を昇進の条件にしているケースもありますので、転職者にも英語力が求められるのは当然の流れといえます。

求められるレベル

では、どのレベルの英語力が求められるのでしょうか

これは転職先によって様々です。

例えば、外資系企業や日系の海外事業なら、英語で円滑に業務が進められるレベル、TOEICなら800以上のレベルが求められます。

また、大手日系企業で海外メインでない事業なら、それより低めの600~800レベルです。

ただ、海外メインでない場合、このレベルの幅は広く、企業によりけりです。

私はあまり英語が得意ではなかったので、別のスキル・経験をアピールする作戦を取りました・・・。

しかし、足切りされないように最低限のラインは確保する必要はあります。

身に着けるには

では、英語力を身に着けるにはどうすればよいか?

これは、高スコアを目指すのか、実務に即した英語力を目指すのか、によります。

高スコアを目指す

スコアアップであれば、現在は様々な教材があります。

というか、ありすぎるくらいです。

対策としては、アレコレと複数の教材に手を出さず、1~2つの教材をトコトン使い込むほうがよいです。これは英語に限らず、テスト対策をする場合の王道ですね。

中には、TOEIC公式問題集のみでスコア900以上を取った方もいるそうです。

実務に即した英語力を目指す

実務に即した英語力の身に着け方は難しいです。

やはりその実務に身を置くことが一番効率がよいです。
ただ、それだと鶏が先か卵が先かの議論になってしまいます。

次善策としては、シーンに応じた勉強法です。

例えば、海外取引先とのコレポンがメインの業務につきたいのなら、レターの書き方、電話応対の仕方などを勉強することが考えられます。

一時期、私もレターを書いたりしたことがありますが、慣れてくると定型文の改変で済む部分もありますので、程度はどうあれ、まずはやってみることが近道だと思います。

まとめ

今回は、転職における英語力についてお話しました。

言われなくても分かってる、というお声も聞こえてきそうですが、やはり英語は必須級です。

日本にいると日常では英語を使わないので、しっかり対策することが必要と思います。特に、キャリアアップを目指す場合は、ある程度の英語力がないと土俵にも上がれないケースもあります

自分の特徴をアピールするためにもベースの英語力は確保しておきたいものですね。

皆さんの成功のお役に立てれば幸いです。

ではでは。