転職経験談1:転職を決断するまで

おはこんばんちは。りってるです。

これまでは、転職に関して知っておくと有利な話を中心にしてきましたが、もっと具体的な話を知りたいという方もいらっしゃると思いますので、私の経験談をお話ししていきたいと思います。

今回は、第一弾として、転職に至るまでの道のりについてお話します。

(1)希望の会社に就職できたけれど
(2)石の上にも三年
(3)なりたい自分を模索するも
(4)尊敬できる社外の方との出会い
(5)そして、転職へ・・・

目次

希望の会社に就職できたけれど

決死(?)の就活のおかげで希望の会社に就職はできましたが、その会社には1つ落とし穴がありました。それは、職種が入社後の面談で決まる制度です。今では当たり前となっているジョブマッチング制ではなく、当時はこういった一括採用→入社後配属先決定という会社がまだあったんです。

とはいえ、入社面談でも希望職種は聞かれていますし、入社後の面談もありますから、あまりに希望と乖離した部署には配属されません。(と、聞いていました)

しかし、私は、第1希望も第2希望も落ちて、第3希望の職種になってしまいました。

決まった時には、かなり落胆しました。特に、希望していた技術系の職種ではなく、事務系の職種だったので、今思い出してもショックでしたね。

石の上にも三年

しかし、いつまでも落ち込んでいるわけもいかず、気を取り直して配属された職種で頑張ることにしました。幸いなことに、メンターの先輩が気さくで優秀な方だったので、先輩を目標として仕事に取り組むモチベーションを作り出すことができました。

もしメンターが嫌な人だったら早々に辞めていたかもしれません。実はこの先輩はその後も自分に影響を与えてくれた人なので、今ではこの職種への配属は自分にとって幸運だったのかも、と思うようにしています。

このようにしてモチベーションを維持しつつ、どんな経験ものちに生きるとポジティブに考えて、石の上にも三年の意識で仕事に取り組みました。

なりたい自分を模索するも

ちょうど就職して三年が過ぎたころ、昇進関係で自分のキャリアを考える機会があり、このまま今の仕事を続けるべきなのか悩み始めました。

この頃は自己啓発本を片っ端から読み漁りました。まあ、この本で私は変わりましたとか、悩みが解決しましたとか、直接的に問題が解消されるようなことはありませんでしたが、読んだ本のうちいくつかはその後の人生にじんわりと影響を与えたと思います。今でも一部の本は持っていてたまに読み返しています

ですので、本読んだり、アレコレ悩んだりしましたが、悩みは解消されませんでした。

尊敬できる社外の方との出会い

そんな悶々とした状態の中、ある社外の方と出会いました。当時は自分は企画をして社外パートナーに業務を委託するという形の仕事をしていましたので、そのパートナー企業の方でした。

こちらはクライアントという立場でしたので、通常はパートナー企業に依頼を出して成果物を納品してもらう、という形でのお付き合いだったのですが、これまでは依頼・納品がそれぞれ一方通行でした。

しかし、この方はこちらの依頼の真意をくみ取って様々な提案をしてくれたり、成果物の品質アップのために納品後も改善を献策してくれたり、と至れり尽くせりでした。

この人のようになりたい!

キャリアの悩みという暗く長いトンネルをさまよっていた自分にとって光明が見えた思いでした。

そして、転職へ・・・

このような出会いから、なりたい自分をぼんやりイメージできるようになりました。そして、そうなるための道筋を考え始めました。

しかし、今の勤める会社では良い意味でも悪い意味でも緩い関係になりがちでした。良い意味では、先輩のお陰もあって自分にとってのお客様(社内ですが)とは良好な関係で大変良くしてもらっていました。しかし、悪い意味では、評価の厳しい環境で自分を鍛えることには向いていないと思えました。

いろいろ悩んだ結果、一旦社外に出てキャリアをリセットすることを考えました。
この後、約二年後に転職することになります。
(タイムラグについてはまた後日・・・)

まとめ

いかがだったでしょうか。
いや、真面目か、という突っ込みもありそうですが、実際はこんな感じです。そもそもは転職なんて考えておらず(新卒で入ったばかりなのだから当然と言えば当然ですが)、きっかけとなるイベントが何度かあってようやく考えに至る、そんな感じです。

正直、私は人の縁に恵まれていると思います。もっと嫌な人が多かったら、さっさと転職していたと思います。ただ、良い人がいるからといって、自分の内なる声を無視するのは後々の後悔を生む可能性があります。ここが難しいところです。

私は必ずしも転職を良しとはしません。何を重視するか。これは人によって異なります。自分の内なる声を聴きつつ、周りの声も聴きつつ、人生の先輩・大先輩(本)の声も聴きつつ、じっくり考えられると後悔は減らせるのではないかと思います。

とはいえ、今回はまだ転職するところまで話が進んでいません(笑)
なので、いずれ続きをお話したいと思います。

ではでは。

2022年2月24日転職・独立きっかけ,転職

Posted by りってる