【転職でも仕事でも使える】コミュニケーションで損しない方法

おはこんばんちは。りってるです。

 

コミュニケーションって仕事でも日常生活でも大事ですよね。

 

でも、コミュニケーションの仕方で損してる人多いなぁと感じます。

正しい事を言ってるのになかなか納得されない。

そんな経験ありませんか?

 

かくいう自分も昔はずいぶん失敗していました

 

そもそも失敗に気づいてませんでした。

上手くいかないな~くらいに思ってました。

 

でも、同じことを伝えるにしても言い方、伝え方が大事だと分かってからは大抵の物事は上手くいくようになりました。

(どんだけコミュニケーション下手だったんだよ、って話ですがw)

 

特許事務所に転職してまだ経験もそこまでない状態でもクライアントから指名をもらえたのは、ひとえにこのコミュニケーションによるものだと感じてます。

 

今回はそんなコミュニケーションで損しないための話をしたいと思います。

 

 

目次

コミュニケーションで損しない方法

 

コミュニケーションで損するとこんなデメリットがあります。

・どんなに頑張っても伝わらない

・間違って解釈される

・良かれと思っているのに嫌われる

 

どれも最悪ですね。

でも、大小はあれど結構陥りがちです。

 

では、どうすれば損しないのか?

(1)相手からの信頼を得ておく

(2)相手の頭の中を考える

(3)伝え方を考える

 

これらは私の経験と本から学んだ知識から自分なり使っている手法です。

特に、以下3つの本は参考になります。

 

D・カーネギー 著「人を動かす」

 

佐々木圭一 著「伝え方が9割」

 

永松茂久 著「人は話し方が9割」

 

私にコミュニケーションの重要性を気づかせ、好転させてくれたのが「人を動かす」です。

この本は古いですが、本質的なところを具体例で教えてくれるのでマジでおススメです。

 

ちなみに「人は話し方が9割」は「伝え方が9割」と間違って買った本ですw

でも内容は私のやってきたこととかなり共通していたので紹介しています。

 

話を戻して、以下では3つの手法について詳細に解説します。

 

相手から信頼を得ておく

 

まず、こちらの話をする前の準備が重要です。

それは「あなたは友好的、話を聞く価値のある人」と思われるためです。

誰も「なんだこいつ」と思うような人の話は聞かないですよね。

 

方法はいくつかあると思いますが、私が実践しているのは下記です。

・相手の話をしっかり聞く

・聞く時はしっかり聞いていることを相手に示す

・相手の名前を入れて話す

 

相手の話をしっかり聞く

え?当たり前じゃんと思うかもしれません。

その通りなのですが、意外と人は他人の話をきちんと聞けていないことが多いです。

 

なので、意識して聞くことが重要です。

方法の1つとしては、その人が押したいポイントを探りながら聞くことです。

この人は何が言いたいのかな?と思いながら聞いていると自然としっかり聞けます。

 

聞く時はしっかり聞いていることを示す

聞いていることをしっかり相手に示すことも重要です。

話している相手は伝わっているかが分からないと不安になっています。

(たまにそんなことはお構いなしにしゃべる人もいますがw)

 

なので、聞いていることを示す行動を取りましょう。

具体的には、うなずいたり、相槌を入れたりします。

例えば、相手の主張のクライマックスでうなずいたり、「なるほど」と相槌を入れると、言いたいことを受け止めたことを相手に伝えることができます。

 

もちろん、タイミングが大事なので、先に述べた「しっかり話を聞く」ができていないと変なタイミングで相槌したりして変な雰囲気になるので注意してください。

 

特に、今はコロナのせいでリモートワークが増え、画面越しで相手の様子がうかがいにくいです。

なので、「あなたの話はしっかり聞いていますよ」とアピールしてあげると相手は安心できます。

 

相手の名前を入れて話す

信頼を得るのにさらに重要なのは名前を入れて話をすることです。

 

例えば「~さんの言われた通り、xxするべきです」

など名指しで言われると、嬉しい気分になったことはありませんか?

もちろん肯定的な話をする場合に、ではありますが。

 

具体的に名前を入れて話をすると、その人に重要感を与えることができます。

「あなた」の話は有益ですよ、ということを示すことができるためです。

 

・「人を動かす」でも、「重要感を持たせる」ことや「名前を覚える」ことは重要であるとされています。

・「人は話し方が9割」でも、名前を憶えて繰り返し言う、話し方は聞き方が9割、と言及されています。

 

それだけ人の名前を出して話をすることは影響力があるということですね。

 

相手の頭の中を考える

 

相手の信頼を得ながら、話す準備を進めます。

その際、相手の頭の中を考えて話す内容を決めます。

 

条件反射の反応はNG

間違っても相手の話に反射的に反応してはNGです。

特に、相手の意見と自分の意見が相違する場合、否定的な意見をすぐに口に出してしまう人がいます。

はい、昔の私ですw

 

これをやってしまうと話がこじれがちです。

条件反射の場合は冷静さが欠けていますし、相手の事を考えられていません。

相手の事を知らずに、話をしても賛同を得られる可能性は低いです。

 

相手のメリット・デメリットを考える

では相手の何を考えるのかというと、メリット・デメリットです。

 

メリットは、相手がしたいこと、されると嬉しいことです。

デメリットは、相手がされたくないこと、されると嫌がることです。

 

例えば、会議のキーマンがせっかちな人の場合を考えます。

相手は早く議論して結論を出したいと考えています。

でも前提を共有しないときちんと理解されないかもしれません。

 

この時のアンサーとしては例えば

「これを先に説明させていただくと話が早いのでご説明いいですか?」

これなら、相手も「早く進むならいいか」となります。

そして、前提が共有されるので正しく理解される可能性を高めることができます。

 

相手の事を考えることについては、

・「人を動かす」の「人の立場に身を置く」や「関心のありかを見抜く」

・「伝え方が9割」の「ノーをイエスに変える技術」として「自分の頭の中をそのままコトバにしない」、「相手の頭の中を想像する」、「相手のメリットと一致するお願いを作る」

といったことに共通していると思います。

 

 

伝え方を考える

 

最後に、伝え方を考えます。

 

伝える時は相手を尊重することを根底に置きます。

具体的には、相手の意見をベースに自分の伝えることを繋げます。

 

相手の意見をベースにする

相手の意見のベースの仕方としては、共感を伝えるようにします。

例えば、「確かに~さんのおっしゃる通り・・・」などと切り出して話のベースにします。

 

ここで、正直あまり共感できない場合もあるかと思います。

じゃあ嘘をつけというのかというとそうではないです。

そういった考え方もあるかな、まあなくはないな、というレベルでOKです。

少しでも、欠片でもよいので、本気で心から共感してみてください。

 

嘘はバレますw

嘘だとどうしても相手の意見に共感している印象が弱くなります。

そして、嘘をベースにすると話の信ぴょう性が薄れます。

完全に逆効果なので止めてくださいね。

 

そうすれば、相手は「自分の意見が採用された」という印象を持ってくれるので、続く自分の伝えたいことを受け入れられやすくできます。

 

相手の意見に心から共感することは、

・「人を動かす」の「誠実な関心を寄せる」

に関係すると思います。

 

相手の意見から自分の話につなげる

相手の意見から自分の話につなげる方法として私が使っているのは大きく2つです。

・シフト型誘導

・アドオン型誘導

 

ネーミングは私のセンスですw

 

シフト型誘導

シフト型誘導は、相手の意見から少し観点をシフトして自分の話につなげる方法です。

 

例えば、面接で弱点を突かれた時の状況を考えます。

あなたは英語が苦手だとします。

なのにTOEICのスコアを聞かれてしまいました。

 

この場合、素直に「500点です…」とだけ答えました。

そうすると、面接官は(あまり英語は得意でないな…減点かな)と思ってしまいます。

 

ここで、「500点です」の後に「しかし以前の300点から200点あげることができました」と答えたとします。

そうすると、面接官は(英語はそれほどでもないが努力はできるんだな、加点!)となるかもしれません。

少なくともマイナスな印象を減らすことはできると思います。

 

これは、別に弱点でなくても使えます。

例えば、高スコアの人であっても、自分のアピールしたいことにシフトして答えることができます。

 

注意点としては、試験では逆効果になる可能性があります。

例えば、弁理士試験の口述試験で聞かれていないことを回答しても加点はされません。

むしろ回答時間を浪費してしまうのでやめた方がよいと思います。

これは知識豊富で優秀な人ほど陥りがちです

 

また、相手の質問や話を無視してしまってはいけません。

あくまで相手の話をベースにした上で自分の話に少しシフトさせることがポイントです。

 

アドオン型誘導

アドオン型誘導は、相手の意見にのっかって一部を自分の意見に変える方法です。

 

例えば、クライアントとの打合せの状況を考えます。

あなたは相手の案では懸念があり修正すべきと考えています。

でも否定すると話がこじれそうです。

 

この時のアンサーとしては

「そちらの案はAAAという点がよいですね」と相手の意見をベースにした上で

「さらにBBBの点を変えるとより良くなりそうです」とさりげなく修正案を提案します。

そうすると、相手の意見はそのまま採用され、少し変更が加わっただけという印象を与えることができます。

 

直球を投げ返さないことが大事

このように、相手の意見をベースにシフト型やアドオン型で自分の話に誘導することで、自分の意見を相手に受け入れられやすくすることができます。

 

このことは、

・「人を動かす」の「議論をさける」や「顔をつぶさない」

・「人は話し方が9割」の「正論はストレートではなく変化球で伝える」

に通じると思います。

 

結論

 

コミュニケーションで損しない方法は

(1)相手からの信頼を得ておく

(2)相手の頭の中を考える

(3)伝え方を考える

 

仕事があまりできないな~という人は、意外とコミュニケーションで損していることも多いので、一度見直してみるのもよいと思います。

 

また、転職時に自分の良さをいかに伝えるかについては、下記記事でもお話しているのでよかったらごらんください。

 

あとがき

コミュニケーションは元々どんな場面でも重要ですが、仕事や転職などではとりわけ成否を分けることもあるので気づくか気づかないかで差が広がります。

といってもなかなか気づけませんし、気づいてもすぐ変われるわけではありません。

地道な努力が必要になるかもしれませんが、この記事が少しでも改善のお役に立てれば幸いです。

ではでは。

 

 

2020年12月9日転職・独立コミュニケーション,仕事,転職

Posted by りってる