ありのままの自己分析をエントリーシート面接で活かす方法

おはこんばんちは。りってるです。

突然ですが、皆さんは自分のことを把握されていますか?

性格、長所、短所、癖、好き嫌い、・・・等々。

意外と自覚していない面ってありますよね。

まあ、日常だと気にならないですし、なんとなくで済みますしね。

 

ですが、

転職活動(就活でも)で自己PRを考えた時に、アレ?となります

これ、転職活動あるあるなんです。

なので、転職ガイドなどの書籍では必ずと言っていいほど自己分析が勧められています。

今日は、そんな自己分析についてお話したいと思います。

 

 

目次

ありのままの自己分析を転職に活かす

 

自己分析の定義は様々あると思いますが、個人的には自分のたな卸しだと思っています。

 

何をたな卸しするのかというと、1つは客観的な事実です。

学歴、職歴、資格、スキル、経験、・・・など。

これらは事実ですよね。

自己分析では、一般的に客観的な事実を整理することが紹介されていることが多いように思います。

 

さらに、もう1つやったほうが良いものがあります

それは、主観的なたな卸しです。

趣味、志向、興味、夢、好き嫌い、・・・など。

これらは主観的な想いだったり性質だったりします。

一見、転職活動に使えなさそうですよね。

でも、実はこちらの主観的なものの方が真実味・真剣さが伝わりやすいので重要となります。

自分の本質に基づく言葉は強く説得力があるものです

事実も大事ですが、それだけを並べられても、人は心を動かしづらいです。

ちなみに、主観的なたな卸しをする方法としては、内省がおススメです。

 

陥りがちなワナ

 

自己分析で陥りがちなワナがあります。

それは、カッコイイことのみを並べてしまうこと、です。

カッコ悪いこと、手痛い失敗は思い出したくないですし、

そもそも自己PRに使えないでしょ、

と考えがちです。

 

でも、これでは本当の意味で自分を把握できないです。

良いこと、悪いこと、全部をたな卸しすることで初めて自分というものになります。

いずれかが欠けても、それは不完全な自分です。

まずは何も考えず整理してみましょう。

 

分析結果を多面的に観る

 

分析ができたら今度は別の観点で捉え直してみます。

これは主観的なたな卸しで見つけたものに対して行うとよいです。

客観的なたな卸しで見つけたものは視点を変えてもあまり変わりませんからね。

 

良いことも悪いことも、別の視点で見ると評価が変わります

例えば、行動力があるという長所

見方を変えると、せっかちなのかもしれません。

また、例えば、優柔不断という短所

見方を変えると、思慮深いともいえます。

 

少なくとも2つの観点で同一の事象を眺めてみることです。

実は失敗も悪くなかったかもしれない。

逆に成功が足かせになっていたかもしれない。

多面的に観ると、1つの事象から2つ以上の評価ができます。

この多面的な評価ができたものは自分の強み(弱み)であり核となります

この核をうまく使って伝えることで説得力のある話ができるようになります。

誰かに伝えるときは一工夫する

 

自己分析ができたら、当初の目的通り、転職活動に活かしていきます。

具体的には、核の部分を自己PRとしてエントリーシートに書いたり、面接で語ったり。

もちろん、弱みではなく強みとしてPRします。

 

このとき、自己分析の結果をそのまま相手に伝えようとすると、良さがスポイルされてしまうことがあるので要注意です。

例えば、単に「自分は思慮深いです!」

と、書いても、相手は、

「ふーん?」、「本当に?」となります。

そのままだと、信じてもらえない、納得してもらえないんです。

 

強みの主張には実体験に基づく根拠を添えて

 

では、どうすべきか?

主張には具体的な根拠をつけます

例えば、

「自分は○○です」

に加えて

「××という状況で、△△をして乗り越えた経験があります」

という主張に対する根拠をつけます。

主観的なたな卸しで見つけた強みを客観的なたな卸しで見つけた事実で補強するのです。

もちろん、この根拠は実体験である必要があります

嘘ついてもすぐバレますからね。

 

おそらく、ここまで言えれば採用担当は食いついてきます

面接なら、「なるほど。では、△△で苦労した点は?」とか聞いてきます。

実体験に基づく根拠であれば、ここも素直に答えられるはずです。

素直で良いのです。

いや、素直なのが良いのだと思います

実体験に基づく素直な語りは説得力がありますから、採用の可能性は高まります。

ここで、実体験っていうと何か壮大なものが要求されると思いがちですが、小さなことでも構いません。

強いて言うなら、就活でなく転職活動であれば仕事上での実体験が望ましい、というくらいです。

転職は即戦力を求められますので、仕事で工夫できる人だと思わせることができますからね。

 

まとめ

ありのままの自己分析とその活かし方についてお話しました。

自分を知ることは転職活動に限らず重要です。人間関係、将来設計など自分がどういう人間でどうしたいのかが分かると取るべき行動がおのずと見えてきます。

とはいえ、いきなり自分の全てを把握することは難しいので1つ1つやっていくことが大事です。

少しでも何かの参考になれば幸いです。

ではでは。

2020年12月2日転職・独立内省,自己分析,転職

Posted by りってる