【いつが正解?】本格的な転職活動の開始時期は12月がおすすめな理由
おはこんばんちは。りってるです。
転職活動っていつ始めても変わらないって思っていませんか?
あるいは、いつ始めたら良いのか悩んでるって人もいるかもしれませんね。
実は、活動の開始時期によって結果が大きく変わります。
なので、知っておいて損はないと思います。
本格的な転職活動の開始時期は12月がおすすめな理由
なぜ12月に開始するとよいのか?
理由は大きく3つです。
・4月入社に向けた求人が増加
・転職エージェントの活動が活発化
・年末年始で検討時間が確保しやすい
効率よく転職活動するためには時期を選ぶことが大切です。
皆さん基本的に働きながら活動されるので効率は重視しますよね。
以下、12月の理由を解説していきます。
4月入社に向けた求人が増加
企業の多くは未だ年度区切りで活動しています。
企業の決算、人事評価、組織再編、異動・・・と様々な活動が年度区切りです。
多分に漏れず、採用活動も主には年度区切りです。
最近は通期採用だったり、10月採用だったり、フレキシブルな採用を始める企業もありますが、採用枠が大きいのはやはり4月採用です。
4月採用からの逆算
では、4月に採用しようとするといつが採用活動の開始時期となるか?
1月前後なんです。
これは内定から入社までの期間が関係しています。
通常、内定が出てから入社までの期間が1~2か月、長くて3か月と言われています。
在職中の場合、入社日は「内定承諾から、翌々月の月初」になるのがが一般的です。
リクナビNEXT:内定から入社までの期間の決め方・注意点・スケジュール例
そのため、書類審査・複数回の面接などを考えると、3~4か月前には募集を出さないと間に合わない計算になります。
なので、4月入社の求人が増えるのが1月前後になるというわけです。
活動準備に1か月余裕を見ておく
では、なぜ12月から活動すべきなのでしょうか?
仮に、1月から求人が増えたとして、そこから転職活動を開始したとします。
となると、開始後すぐに求人に応募することになりますよね。
しかし、転職活動はいきなり求人に応募しても成功率が低いです。
それには、準備が必要です。
準備を考えると大体1か月くらいの余裕があった方がよいと思います。
転職エージェントの活動が活発化
転職エージェントの活動が活発化するのはなぜでしょうか。
それには、2つ理由があると考えられます。
・種まきの時期である
・自分の報酬が年度末で決まる
ここでも年度が関係してきましたね。
詳しく解説します。
種まきの時期である
実は、12月はエージェントにとって種まきの時期なんです。
種まきとは、転職できそうな人にアプローチすることです。
例えば、エージェントに登録している人に近況を訪ねてみたり、興味ありそうな求人案内を送ったりします。
そして、12月は求人が増加する1月の直前でもあります。
数うちゃ当たるではないですが、転職活動者を増やせばまいた種が実って回収できる可能性が高くなります。
実際、私宛てにも12月に入ってから転職サイトや転職エージェントからの求人通知が急増しています。
自分の報酬が年度末に決まる
そして、エージェントが活発化するもう一つの理由が報酬です。
これは皆さん納得なんじゃないかと思います。
企業は年度区切りで活動しているので、エージェントも同じ区切りで活動しているということです。
ただ、エージェントの場合は、成果と報酬が他業種よりも連動しやすいです。
エージェントの報酬は、転職者の年収の30%程度と言われています。
例えば、年収500万の企業に転職させることができれば150万の報酬が支払われます。
経費も少ないのでかなりの高収益ですね。
ですが、失敗すればゼロです。
差が大きい。
なので、転職が成功するか否かで報酬が大きく変わるため、年度末の追い込みは激しくなる=活発化する、ということです。
年末年始で検討時間が確保しやすい
ここまでは、企業やエージェントの側の話をしてきました。
ですが、最後は転職者側の理由です。
先ほど、4月採用の求人に備えて1か月は準備期間を確保しておくべきとお話しました。
では、その準備とは何か?
それは、2つあります。
・自分の市場評価や価値観を知る
・企業や業界の動向を知る
孫子の兵法の通り「彼を知り、己を知る」ですね。
自分の市場評価や価値観を知る
転職の成功には、自分の市場評価や価値観とマッチする求人を選ぶ必要があります。
マッチする求人を選ぶには、まずは自分の市場価値や価値観を知る必要があります。
実際、私も転職活動を本格化させる前に自分のたな卸しをしました。
まじめにやると結構時間がかかります。
たな卸しのやり方は様々です。
Webや書籍でもたくさん紹介されていますが、転職サイトに記載の方法がオーソドックスかなと思います。
例えば、リクナビNEXTでは漫画付きで解説されていますので、軽い気持ちで読んでみてもよいと思います。
ちなみに、たな卸しについては下記記事で少し解説しています。
特許事務所への転職なのでやや限定的ですが一般的な転職にも通じるものがあると思いますので、よかったら合わせてご覧ください。
企業や業界の動向を知る
転職先の企業や業界の動向を知っておくのも重要です。
そもそも興味のある業界が斜陽であれば求人も少ないですし、運よく採用されたとしても将来は安泰とはいかないかもしれません。
苦労して入ってすぐに待遇悪化、リストラとかシャレになりませんよね。
そこまで極端なことにならなくても、事業変更や統廃合などにより自分の実現したいことができなくなるおそれもあります。
なので、興味ある企業や業界の情報は収集しておく方が良いです。
ではどうやって情報収集するか?
やり方は様々ありますが、オーソドックスなのはWebや書籍から情報を得る方法です。
とはいえ、太い業界解説本は読むのが大変そうですよね。
おススメなのは下記です。
・ビジネス系雑誌
・ビジネス情報Webサービス
最近だと月額のサブスクリプションで利用し放題だったりします。
月額ワンコイン以下で大抵のビジネス雑誌が読めます。
雑誌は紙面の都合上、情報が限られてしまうので複数紙読む方がよいです。
ちなみに私はブック放題(Yahoo系サービス)を使っています。
楽天マガジンやdマガジンよりは少し高いのですが、Yahoo!プレミアム会員なら無料で一部の雑誌・書籍が読めるので、会員の方は試し読みしてはいかがでしょうか。
また、Webサービスとしては日経電子版がおすすめです。
注目されてる経済ニュースは大体記事がありますし、スマホでも読みやすいです。
結論
転職活動の開始時期は12月がおすすめ理由は
・4月入社に向けた求人が増加
・転職エージェントの活動が活発化
・年末年始で検討時間が確保しやすい
でした。
転職活動する場合には、この時期が最も効率よいと思います。
働きながらの転職活動はツラいので、本格的な活動は短期決戦をおすすめします。
あとがき
12月が転職活動におすすめと解説しました。
ただ、別に12月が暇なわけじゃなく、むしろ慌ただしい時期もあります。
急激に寒くなる時期でもありますので、くれぐれも体調にだけは気を付けてくださいね。
この記事が読まれた方の転職活動の成功につながれば幸いです。
ではでは。
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