人生に無駄はない

おはこんばんちは。りってるです。

皆さんはこれまでの人生で無駄な時間だったな~とか、やらなきゃよかったな~とか思う過去ってありませんか?例えば、学生時代に毎日遊びほうけて授業にも出てなかったり、社会人になって飲み会に頻繁に参加したり。

ただ、自分に責任があると思えることだったら、仕方がない、若かったんだな、で済むかもしれませんが、自分が望んでいないのに巻き込まれたケースであれば不満や後悔が強いかもしれません。例えば、会社の上司や先輩に誘われて飲みに付き合わされたり、他人のトラブルに巻き込まれて時間もお金もロスしたり。

でも、それを無駄と考えると2つ意味でもったいないです。

(1)考えている時間がもったいない
(2)活かせていないともったいない

目次

考えている時間がもったいない

無駄にした時間をいつまでも後悔していると、その後悔の時間は有意義なことに使われません。そのため、さらなる無駄な時間を増やしてしまうことになります。

しかも、そのことに囚われていることで自分自身や周囲に対する悪影響も生じます。その結果、例えば仕事が手につかずうまくいかなかったり、家族や友人との関係が悪くなったりするおそれもあります。

ではどうすればよいか?
無駄にしたと思えることを考えている自分に気づき、それを止めるのがおススメです。忘れることは難しいかもしれませんが、考えても仕方がない、過去は過去、と割り切ってみるのがよいです。割り切り大事です。

かくいう私も無駄にした経験を何度が思い出して嫌な気持ちになったことはあります。ただ、その度に、思い出したからといって変わるわけではない、先に進むほうが建設的、と言い聞かせて切り替えるようにしています。

活かせていないともったいない

また、無駄だったと思える経験をバッサリ切り捨てるのもよいですが、それも少しもったいないです。
無駄に思えた経験=身をもって得た価値、という考え方です。

ここでいう価値は、それが無駄だと分かった→これからはそれをしない→無駄が避けられる→効率アップ、になります。同じ失敗を繰り返さない、ということは一般によく言われることですが、まさにそれですね。

さらに、応用で、無駄と分かったこと→それに類似すること→類似も無駄かもしれない→類似の無駄を避ける、という未知の無駄を未然に防ぐことができるという価値にもつながります。この「類似の無駄を避ける」までできるようになると防げる無駄が拡大するので、価値は飛躍的に向上します。

無駄のない人生にする

考え方次第では、自分の人生は一片の無駄もなかったとも思えるようになります。
(別に宗教じゃないですよ)

失敗、浪費、挫折といった無駄とも思えることも次に活かせれば無駄じゃない、そう思えば無駄のない人生を送れます。

例えば、浪費・豪遊はお金の無駄、ともいえますが、意外と上質を知るという経験を得ることもできます。高いホテル、高いお酒、高い料理、など基本的に高いほど上質になることが多いです。それを体験していると、例えば富裕層の考えを知ることができる、といったメリットとも考えられます。(浪費・豪遊をおススメしているわけではありませんのであしからず)

転職だって、就職に失敗した=無駄な時間を過ごした、と考えればマイナスになりますが、得られたスキル、知識、人間関係は無駄ではないはずです。
また、劣悪なブラック企業からの転職だったとしたら、そんな企業の実態を体験したことも貴重な経験ですし、内部事情を知っていることは今後のブラック企業につかまらないノウハウになり、他の人の転職でのアドバイスができるかもしれません。

さらに、人生の先輩方からはこんな言葉も聞かれます。無駄を楽しむ、無駄のない人生なんてつまらない。この言葉の「無駄」は本当に何の意味もないものということを指していないと私は思います。楽しめるものは人生を豊かにしていますよね。そういう意味では無駄ではないといえます。

まとめ

人生には無駄とも思えることがありますが、それに囚われたり切り捨てたりするのはもったいないことで、逆にそれを利用したり考え方を変えたりすることで、無駄のない人生を送ることができます。

長いようで短い人生、なるべく有意義に過ごしたいですよね。考え方次第で、実際に無駄を省いたり、つまづきを避けたりできますので、ちょっと心掛けてみてください。少しでもお役に立てれば幸いです。

ではでは。

2021年7月4日スキルアップ人生,思考

Posted by りってる