言葉の持つパワー
おはこんばんちは。りってるです。
皆さん、“No Attack, No Chance"(ノーアタック、ノーチャンス)というフレーズをご存じでしょうか。
このフレーズはレーサーの佐藤琢磨選手が話していたものになります。
佐藤 琢磨(さとう たくま、1977年1月28日 – )は、日本のレーシングドライバー。東京都出身。2002年から2008年までF1、2010年からはインディカー・シリーズに参戦。2017年にアジア人として初めて最高峰である「インディ500」で優勝し、2020年に2度目の制覇。
出典:Wikipediaより抜粋
よく似たフレーズとして“No Pain, No Gain"(ノーペイン、ノーゲイン)があります。このフレーズも大事な意味を持ちますが、“No Attack, No Chance"の方がアクティブさを感じさせるので個人的には気に入っています。
今日は、この言葉の意味や言葉の持つパワーについてお話したいと思います。
(1)"No Attack, No Chance"の意味
(2)言葉の不思議なパワー「言霊」
(3)好きなフレーズを持とう
“No Attack, No Chance"の意味
訳はいろいろあると思いますが、例えば「攻めなければチャンスは訪れない」とか「攻めたものにしかチャンスは訪れない」とかでしょうか。別の言い方をすれば、待ってても良い結果は得られない、でしょうかね。
佐藤選手はこの言葉を胸に様々なチャレンジをしてきました。その結果、インディカーレースでアジア人初の優勝を勝ち取りました。
当時、私は自分のチャレンジとほぼ同時期に、佐藤選手の挑戦と苦労と活躍を見てきましたので、とても共感が持てました。
そして、自分が諦めそうになった時にもう一度頑張ろう、という気にさせてくれました。
何かにチャレンジし、絶対成功するぞ、と思っている人に響く言葉だと思います。
言葉の不思議なパワー「言霊」
このフレーズに限らず、世の中には大切にされてきた言葉がたくさんあります。
それは格言、金言、ことわざ、四字熟語、詩、歌など様々な形で残されています。
日本では古来から言葉には力が宿ると言われてきました。
それが「言霊」です。
言葉にすれば、それが実現する、何か良いことor悪いことが起きる、などと言われてきました。
霊的なものは分かりませんが、ある程度理屈はあると思います。
言葉を口から発する→発した言葉が自分の耳に入る→脳に届く→記憶に残る、これを繰り返すと記憶=頭に定着するというのは自然だと思います。また、口から発さずに言葉を思い出すことでも記憶に残りやすくなります。
そして、頭に定着したことは無意識に行動することにつながっていく。
行動するから、発した言葉が実現されやすくなる。
そう考えると、たかが言葉というように軽く考えるのはもったない気がしますよね。
好きなフレーズを持とう
これから何かに行動を起こそうとしている人や既に行動中の人は、好きなフレーズを持つよいと思います。
フレーズは何でもよいですが、自分が本当に共感しているものや憧れを抱いているものにした方がベターです。
そのフレーズは何事もない状態ではそこまで意識することはなく、自分が窮地に陥った時や落ち込んだ時に拠り所となってくれます。
そのため、自分が本当に信じている言葉でないと、窮状における拠り所にならないからです。
あとは、短い言葉の方がよいかもしれません。思い出すのに時間がかかるようでは心に響きにくいです。
まとめ
今日は"No Attack, No Chance"を事例に、言葉の持つパワーと好きな言葉を持つメリットについてお話しました。
たかが言葉されど言葉。騙されたと思って何か1つ好きなフレーズを持ってみてください。
人生が急転するとは言いませんが、ここぞという時に自分の拠り所になると思います。
ではでは。