【転職経験談Part2】初めての転職~内定を得るまで
以前投稿した転職経験談Part1で、転職を決意するまで、をお話しました。
今回は、初めて転職活動をして内定を得るまで、をお話したいと思います。
できるだけ生の情報をお届けしようと思いますので、若さゆえの青臭さや思慮の浅さが多分に含まれてるかと思いますが、ご了承ください。
転職活動開始!
なりたい自分に向けて成長することを目的に、意気揚々と転職活動を始めました。普通なら、まずは情報収集、ですよね。
ただ、十数年前はまだ転職がレアケースであったので、周りに先駆者がいませんでした。
なので、身近に相談できる人もおらず。もちろん、会社の先輩や同僚に相談できるはずもなく。
そういった状態だったので、自ら情報を集める必要がありました。とはいえ、本屋には転職ノウハウの書籍が数多くありますし、今ほどではないにしろ、ネットにも情報はたくさんありました。
しかし、私は、いきなり転職サイトで求人探しを始めますw
今思えば猪突猛進。そのせいで遠回りすることになります・・・。
転職サイトで求人探し
早速、転職サイトに登録します。当時使っていたのは、記憶がおぼろげですが
・DODA
の2社だったと思います。今みたいに数も多くなく、また業界専門型(医療系、エンジニア系など)のものも少なかった気がします。
登録して早速求人を検索してみました。やはり大手のサイトなので数は多いです。
が、自分が応募できそうなものが見当たらない・・・。
具体的には、
・募集要件を満たしているのか分からない
・募集要件を明確に満たしていない
のどちらかばかりでした。
当時は社内システム企画のような仕事をしていたのですが、このような仕事では、スキルを客観的な指標(例えば、xx言語で開発経験あり)で表現しづらく、客観的に示せるものといえば、市販ソフトの導入経験等(xxパッケージ導入経験あり)になるので、募集要件も、曖昧 or ソフト名指定、という状況でした。(少なくとも当時の私にはそう見えました)
しかし、私は、パッケージソフト導入などの業務をしたことがなく、システム企画してベンダさんに発注し作ってもらい導入、といったオリジナルにシステムを企画・開発していました。
なので、
・曖昧だと合致しているか分からない
・ソフト名指定だと対象外なのが明白
となり、どうしたらいいのか・・・と悩みました。
転職エージェントを通じて活動
このように悩んでいたのですが、どうやらサイトとは違うサービスがある、ということを知りました。
私がその時見つけたのが、リクルートエージェント、でした。
登録すると、担当のエージェントがついてくれて、面談や求人紹介、エントリーシート・面接のサポートやアドバイスをしてくれる、というリクルートキャリアが提供しているサービスです。
しかも、無料で。
始め、私は胡散臭さを感じましたw
至れり尽くせりな上に無料なんて。実はどこかで金取られるんじゃないか、とか考えましたね(苦笑)
まあ実際はそんなことはなく、エージェントは仲介した人材が採用されたらその採用した企業から報酬をもらうというビジネスモデルなので、転職者には負担がかかりません。
とりあえず物は試しということで登録しました。ついてくれたエージェントの方は男性で、中堅くらいの方でしたね。アポを取って対面で面談をしてくれます。面談では、転職理由や要望などを話しました。
しかし、残念なことに、第二新卒扱いは難しいかも、ということでした。確かに、当時既に私は新卒入社してから4年が過ぎていました。
これは若手にとっては結構不利になります。
というのも、第二新卒だとポテンシャル採用といって実績やスキルがあまりなくても成長性を見込んで採用してくれるケースがあります。しかし、第二新卒でないということは、通常の転職扱いなので、実績や即戦力のスキルが求められてしまいます。正直、即戦力かと言われると自信がありませんでした。
とはいえ、チャレンジせずに撤退はありえない(No Attack, No Chanceの精神でした)ので、とりあえずやってみようと思いました。
門前払いで撃沈
というわけで、エージェントから紹介された求人の中から魅力的と思える求人を選び、応募することにしました。
まずは職務経歴書と履歴書の作成です。
と、その前に、自分の経験・スキルのたな卸しをアドバイスされました。
職務経歴書などを書く前に、経験・スキルをたな卸ししておくと、アピールできる経験やスキルを準備できます。たな卸しせずに進めると、すぐに筆が止まり、行き詰ってしまいます。実はこれ、転職だけでなく、自己成長の計画においても役に立ちます。
そうして、たな卸しした後、職務経歴書と履歴書を作成しました。ここでもいくつかアドバイスをもらいましたが、詳細はまた別途ご紹介したいと思います。
次に、できた職務経歴書等を応募企業へ送ります。これはエージェントがやってくれます。
書面審査が通れば、面接の日程調整の連絡が来ます。企業にもよりますが、だいたい2~3週間で連絡があると思います。
が、私の場合は日程連絡は来ませんでした…。
代わりに、お祈りメール(連絡)が来ました。「今後のご活躍を・・・」という、就活でたくさんもらうアレです。
ただ、就活とは異なり、エージェントが理由を聞いてくれたりします。この場合は、「今の会社の取引先だから」でした。所属の部署では取引していないのですが、会社として関係があればNGだそうで。
というわけで、1社目の応募は見事に撃沈しました。
気を取り直して、次の企業へ応募します。
しかし、2社目も撃沈・・・。面接にもたどり着けない。
ここで、ハードルを下げます。
まずは社外に出て揉まれること、の優先度を高くし、企業の規模や待遇を下げました。これ、若いうちは許容できるリスクですが、年齢が高くなると難しいので要注意です。
その結果、3社目でようやく面接の連絡をゲット!
日程調整を経て、いざ本番へ。
と、臨む前に、面接対策も必須です。
質問を想定し、回答を考えます。ここで、またしてもエージェントからのアドバイスが。
このエージェントの方がしっかりしているのか、リクルートエージェントが仕組化しているのか、は分かりませんが、面接対策シートなるエクセルシートをいただけます。そこには想定される質問と回答の考え方が記載されており、それをベースに自分なりに考えていきます。
実は今でも当時の面接対策シートが残っていたので見てみたのですが、恥ずかしい・・・。青さ全開の内容でしたw
まあまだ若かったので、そのくらいの方が活きが良くてプラス評価だったのかもしれません。
そして、緊張の面接へ。
実際の面接は、最低限のマナーさえ守れれば、過度に恐れる必要はないと思います。その時の面接も終始和やかで、あっという間に終わりました。ほぼほぼ想定通りの質問でしたが、いくつか虚を突かれたものもありました。具体的な内容は覚えていないのですが、一瞬焦ったのを記憶しています。
ただ、自分のたな卸しや面接対策シートをしっかりしておけば、その作業の中で、たいていのことは頭の中で整理されています。なので、虚を突かれた形となっても、それまでの話と矛盾なく回答できるはずです。おそらく、当時もそのように回答できたのではないかと思います。
内定ゲット!
面接から数日後、無事に内定の通知をもらえました。とりあえず、他社に採用されるだけのレベルであったことにホッとしました。
ただ、複数社から内定をもらった場合は、1社に絞って他を辞退しなければなりません。私の場合は1社のみでしたので、そういった心配はなかったのですが、内定受諾も辞退もあまり間を空けては相手に失礼ですので、自分の基準に照らし合わせて早めに選択・回答するようにしましょう。
まとめ
私が初めて転職した時の経験をお話しました。
結局1社からしか内定をもらっていませんので大した事ない経験かもしれませんが、まだ転職されたことがない方に向けて正直に書かせていただきました。
実は、この後、今の会社を退社するという、ひと揉めもふた揉めもするイベントが待ち受けているのですが、それについてはまた機会があればお話させていただこうと思います。
何かの参考になれば幸いです。
ではでは。