英語は「勉強」しないほうがよい理由
おはこんばんちは。りってるです。
投資が大事って言われますけど、投資にもいろいろ種類がありますよね。
その中でも自己投資が最もコスパが良い投資と言われています。
私もそれには共感してます。
自己投資の1つに語学(英語学習)があります。
確かにグローバル化が叫ばれて久しいですが未だに日本で英語は浸透していないように思います。
なので、英語を身に着けることは付加価値になります。
ですが、万人にはおススメしません。
今回はその理由について解説します。
英語は勉強しないほうがよい理由
実は、英語は必須スキル、という話を過去記事で取り上げています。
なのに、勉強しない方が良いとはどういうことか?と思われるかもしれません。
もちろん英語が重要なスキルであることには変わりありません。
ですが、スキルを身に着ける手段が「勉強」だとあまりよくないことが多い、ということです。
その理由は大きく3つあります。
・学習範囲が広すぎる
・定着するまで時間がかかる
・身に着けても劣化しやすい
これらについて詳しく解説していきます。
学習範囲が広すぎる
まず、そもそも英語の学習範囲は広すぎです。
日常会話1つ取っても、シーンは様々です。
あいさつ、買い物、映画館の利用、駅やタクシーの利用・・・などなど。
ビジネスでも営業、プレゼン、会食などシーンも様々です。
さらに、同じシーンでもパターンが変わることもあります。
例えば、初めましての場合はキチンとした少々固い表現が適していますが
慣れ親しんだ間柄の場合はある程度砕けた表現がむしろ適しています。
このようにシーン×パターンに応じて適した表現は変わります。
日本語でもそうですよね。
友達との会話とビジネスの会話はもちろん違いますし、
ビジネスでも上司との会話とお客様との会話では全く異なるはずです。
これら全てを網羅的に学習するのはムリですし、シーンを絞ってもパターンは数多くあります。
定着するまで時間がかかる
語学のあるあるですが、定着するまで時間がかかります。
よく「英語脳」を作る、と言われたりしていますが、まさにその通りで考えてから応答するようでは使えるレベルではありません。
反射的に単語・フレーズが出てくるレベルでないと使えたものではありません。
そうなるまでには繰り返し練習が必要です。
その練習は毎日しっかりやってもすぐには身に付きません。
これは脳に定着されるのに時間がかかるからです。
スポーツが似たような感じです。
例えば新たなフォームで走ろうと思った時に、フォームを学んだとしてもすぐにその通りに走れるようにはなりません。
毎日そのフォームで走りこんで、そのたびにフォームをチェックして修正して、を繰り返してようやく体に定着します。
このように、語学は定着するまで時間がかかります。
身に着けても劣化しやすい
さらに、英語は頑張って定着させても劣化します。
例えば、海外留学や海外赴任していた人が現地でそこそこ話せるようになって帰国した後、1年程度で話せなくなるといったことがよくあります。
この劣化は英語を使わないことが原因で起きます。
日本では現在であっても英語を日常的に使う人は多くないと思います。
(むしろ中国語や韓国語の方が日常的に使う人の割合は多いのでは?と思うくらいです)
人の脳は、使わない知識やスキルが取り出しづらくなるように整理してしまいます。
代わりによく使うものを取り出しやすくします。
これは当たり前ですよね。
でないと生活が不便ですから。
このようにせっかく身に着けても日常的に使いづらい日本では劣化してしまうことが多いです。
結局は語学もコスパ
じゃあ、英語は身に着けても意味ないじゃん、と思われるかもしれません。
でも、そうではありません。
英語が必要なことには変わりありません。
大事なのは「コスパ」なんです。
この「コスパ」が勉強では度外視されてしまうことが多いんです。
英語学習でのコスパとは?
では英語学習での「コスパ」とは何なのか?
それは、使う英語の範囲とそれを身に着けるのにかかるコストです。
使う英語の範囲は、具体的なシーンとパターンです。
例えば、具体的なシーンとしては、ビジネスなのか日常生活なのか、ビジネスとしたら文書作成なのか訪問営業なのか。
また、具体的なパターンとしては、文書作成でも広告営業的な文書なのか作業依頼的な文書なのか。
これらを決めずに勉強をなんとなく始めてしまうと学習効率が悪くなるばかりかコストもかかります。
私も過去にとりあえずで英語を勉強していましたが、身につかないわコストはかかるわで結果は散々でした・・・
そして、使わない部分についてはせっかく習得しても劣化していきます。
コスパとしては最悪ですね。
適切な学習範囲は使ってみて分かる
では、使う英語の範囲はどうやって把握するのか?
これは「使ってみないと分からない」です。
身も蓋もない感じですが、これは実体験として感じてます。
仕事だってやったことないことを想像しろといってもなかなか正しく想像することはできませんよね。
実際使う場面に遭遇して必要性を感じることは多いと思います。
例えば、外国人観光客から道を尋ねられたときにうまく案内できなかったらちゃんと英語勉強しようと思いますよね。
使う英語の範囲は、その必要性を感じた時にハッキリします。
なので、なんとなく~は論外ですが、しっかり考えても想像では外れてることがあります。
やはり使ってみることが一番ということになります。
英語を使う環境に身を置くことが大事
そうなると、英語は使わないとコスパのよい習得を実践することは難しいことになります。
ここまでの話を総合すると、結局、コスパよく英語を身につける最短ルートは、英語を使う環境に身を置くことになります。
なんか卵が先か鶏が先か的な話になってきた気もしますよね。
でもそう思ってしまう場合は、えてして英語学習が目的になってしまっていることが多いです。
英語を使うことが手段であると思っている人(無意識でも)は、勉強はほどほどにとっとと使う環境に飛び込んでしまいます。
なので、身の置き先が分からないという方は、今一度「なぜ英語学習をしたいのか」を考えてみてください。
結論
英語は「勉強」しないほうがよい理由は、「勉強」だと下記が原因でコスパが悪くなるから、でした。
・学習範囲が広すぎる
・定着するまで時間がかかる
・身に着けても劣化しやすい
日本人は「勉強」が好きです。
それ自体は素晴らしいことだと思いますが、「勉強」はアウトプットに活かしてなんぼ、です。
勉強=アウトプットにならないように気をつけましょう!
本記事が読者のコスパのよい英語学習につながれば幸いです。
ではでは。
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